パッと見で見えない所の消耗品
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[2019/05/16]
皆様こんにちは。
今回はパッと見では見えない所の消耗部品についてです。
すぐ見えて点検しやすい消耗品といえばタイヤやブレーキパット、ワイパーなどがありますが、その反面見え難い所にも消耗品はあります。
その一つがスパークプラグです。
スパークプラグとは、いわゆるエンジンの着火装置。電気の放電を用いて、エンジンに取り込んだガソリンを適切なタイミングで爆発させるために欠かせない部品です。
スパークプラグ自体がネジ形状になっており、1気筒に対して1〜2個のスパークプラグを使用します。エンジンシリンダーに突き出すように固定されたプラグ先端部が、高電圧のスパーク放電することでガソリンに着火。各気筒を適切なタイミングで爆発させることで、エンジンを安定して稼働させます。放電により先端の電極が摩耗するため、定期的な交換が必要になる部品です。
ちなみに摩耗したスパークプラグはこんな感じです。
黒くなっています。
この黒い物質はカーボン(スス)です。
このカーボンが溜まっていくと点火不良を起こしたりしてアイドリングが悪くなったり、燃費が悪くなったり、加速性が悪くなったり、エンジンがかかりにくくなったりします。
そのようなエンジンの不調を防ぐ為には、スパークプラグを定期的に交換する必要があります。
交換の目安はおよそ2万kmごとです。
ちなみに新品のスパークプラグはこちらです。
最近エンジンの調子が悪いなと思っている方がいましたらお気軽にお越しください。